アフターコロナを胜ち抜く、繊维カンパニーのビジネス戦略

コロナ祸のさまざまな取り组みが花开くときが到来(2)

ファッションアパレル部门长 中西英雄

中西英雄

ファッションアパレル部门长

1981年入社。繊维资材製品贸易部配属。1985年に香港驻在、1998年リーテイルアパレル课长、2008年中国繊维グループ长、2011年繊维原料?テキスタイル部门长などを歴任。2014年伊藤忠インターナショナル会社繊维部门长(兼)滨罢翱颁贬鲍 笔谤辞尘颈苍别苍迟 鲍厂础 尝尝颁(颁贬础滨搁惭础狈, 笔搁贰厂滨顿贰狈罢 &补尘辫; 颁贰翱)を経て、2015年(株)ジャヴァホールディングス代表取缔役社长に就任。2021年4月より现职。

スポーツ分野では得意なモノづくりをより伸ばしていきたい (中西)

大室続いてブランドマーケティング部门の取り组みについて、この4月に着任した福垣新部门长よりお话しください。

執行役員 ブランドマーケティング部門長 福垣 学(以下、福垣)当部門はコロナ禍においても歩みを止めることなくさまざまな手を打ち、基盤構築に努めてきました。コロナ禍でも堅調に推移したアウトドア分野では、「L.L.Bean(エルエルビーン)」や「Eddie Bauer(エディー?バウアー)」など新しいビジネスが始まり、スポーツの分野においても「Reebok(リーボック)」などのブランドと契約することができました。

また、ファッションブランドに関しては、事業会社の株式会社ジョイックスコーポレーションが、「Paul Smith(ポール?スミス)」でウィメンズウェアの取り扱いも開始しました。コロネット株式会社とともに日本市場に展開してきた「mila sch?n(ミラ?ショーン)」では、イタリアのコフェド社とマスターライセンス契約を締結し、今後ヨーロッパや米国、アジア地域での販売を強化していきます。さらに、韓国コスメブランド「JUNG SAEM MOOL(ジョンセンムル)」や 「TONYMOLY(トニーモリー)」の日本市場における独占販売権を取得するなど、当部門が培ってきたノウハウを生かし、アパレル以外の分野におけるブランドビジネスにも乗り出しており、今後の成長に大いに期待しています。

大室繊维资材関连についてはいかがでしょうか。

福垣当部门の繊维资材?ライフスタイル部は海外拠点が多いのですが、コロナ祸で非常に厳しかった时期にも、中国?アジアを中心に现地の驻在员が地场の情报を掴みビジネスにつなげ、まさにマーケットイン発想で奋闘をしてくれました。加えて、国内でもウェルネス&ライフスタイルブランド「尝础尝础颁础(ララカ)」を自らのブランドとして立ち上げ、まずはヒーターブランケットの展开を始めるなど、新たなチャレンジも进めています。

大室ここまで両部门长にコロナ祸での取り组みについてお话しいただきましたが、武内新プレジデントはこの3年间の歩みをどのように捉えていますか。

武内コロナ禍によって売り場がなくなってしまうという衝撃的な出来事が起こる中、繊维カンパニーとしては「低重心化」を掲げ、経費の削減や海外拠点の縮小?撤退など構造改革に踏み切りました。厳しい状況の中で大変苦労されながら立て直しを図ってきた諸藤雅浩前プレジデントの舵取りを隣で見てきましたが、一つ確実に言えることは、このような状況だからこそ繊维カンパニーは前進できたということです。

事業会社のコロネットによるハンティング ワールド ジャパンの吸収、繊维カンパニー内におけるブランドマーケティング第一、第二部門の統合をはじめとする組織再編は、コロナ禍の3年間がなければ実現しなかったことだと感じています。苦労しながらも「低重心化」を進めたことで本来あるべき姿に近づけた実感がありますし、2021年度以降は着実に利益の積み上げができており、良い芽が出始めています。コロナ禍に行ったさまざまな取り組みが、2023年度以降いよいよ花開くと期待しています。

多彩なメニューが揃う「WEAR TO FASHION」
繊維産業における製品ライフサイクル長期化を目指し、多彩なメニューが揃う「WEAR TO FASHION」。ポリエステル製品は「RENU」の原材料としてリサイクルされる。