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東日本大震災支援活動

第27回ボランティア活动

9月11日から2泊3日で、食料カンパニーの新入社员が岩手県大槌町を访れ、一般社団法人おらが大槌梦広场による研修コーディネートのもと、农业ボランティアを通じて被灾地の现状と课题を学びました。
初日は、ご自身も被灾者である语り部の方による案内で、津波被害の跡が残る旧市庁舎等大槌町の被灾状况を视察し、オリエンテーションで大槌町が抱える课题について议论しました。2日目のビニールハウス内の整备、草刈り、苗植え等の农作业ボランティアを経て、3日目の振り返りのワークショップでは、2日间で学んだことを全员が汉字一文字に込めて発表、また地元大学生に伊藤忠商事がどういう会社かをプレゼンテーションし、その魅力を知ってもらいました。
3日间の现场体験を通じ、『相手目线を持つことや现场を知ることの重要性』という商人としての大切なことを再认识しました。

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参加者の声

谁の「為」に何を「為」すか

今回の农业ボランティア研修の中で、私は大きく二つの思いを抱きました。
一つ目が、「被灾者」という言叶の曖昧さです。私は今まで、「被灾者」を一様に被害に遭われた方々として认识していましたが、実际に被灾された方々にお会いして、被灾した当日の経験や、復兴への思いも一様ではなく、それぞれが违った思いを抱えていると知ることができました。そういった一人一人を思いやることで、初めて「被灾者」への理解が始まると思いました。
二つ目が、復兴がいかに困难な道程か、ということです。震灾から4年以上が経った今も、復兴はまだまだ进んでおらず、同时に、復兴を进めていくのは一筋縄ではいかないことを思い知りました。ただ家を建てるだけではなく、住民にとって、何が必要か、大切かを、考えたうえで进めなければならず、そのような答えのない问いに取り组み続けるのは、非常に体力?精神力を要することだと感じました。
谁の為に何を為すのか、という思いを持って物事に取り组むことが、復兴だけではなく、生きていくうえで求められる姿势だと学ばせて顶きました。

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参加者の声

被灾地で「考」えたこと

今回のボランティアでは、物事に対し、常识や固定観念にとらわれず当事者意识をもって考えることの大切さを学びました。実际に被灾地に访れて、震灾から四年半が経っているのに、あまり復兴が进んでいない印象を受けました。単に作业に时间がかかっているのかと思っていましたが、被灾地が抱える课题について考えた际、被灾地の事情を踏まえ、被灾者の気持ちになって考えると、解决策を一つに绞ることは本当に难しく、この时初めて復兴作业を进める难しさ、当时?现在の被灾地の状况や被灾者の方々の気持ちを理解できたように思いました。
语り部の方が、我々が话すことについて何か考えるのも考えないのも皆さん次第とお话されたのも印象的でした。今回震灾についての贵重なお话を闻き、他人事と思わず、自分の身に起こったらどうするか考えることが必要だと思いました。また、こうした意识を持って行动することが、被灾地復兴にも繋がっていくのではないかと思いました。

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参加者の声

现场を知り、课题と「向」き合う

本研修を通じて学んだことは、现场を知る、课题と向き合う、という二点です。
今回、実际に被灾地を访问させていただき、復兴があまり进んでいない现状に惊愕しました。瓦砾こそ撤去されていましたが、街并みは荒地がやっと整地され、家はほとんど立っておらず闲散として、店もスーパーと小さな饮食店が数件あるのみでした。震灾から4年半が経ち、メディア等での报道も少なくなり、復兴も収束したのかと思っていましたが、厳しい现実を目の当たりにしたとき、现场を知らずには何も语れないし、行动を起こせないと痛感しました。
また、本研修でお世话になったおらが大槌のメンバーの方の中には、家を失い、家族、婚约者そして友人を失った方がいました。彼らは壮絶な経験をしたにもかかわらず、その现実と真挚に向き合い、被灾した自分たちだからこそ大槌町のためにできること、大槌町が抱える课题に取り组んでおり、その姿に感铭を受けました。
この二つの学びは、実际の仕事にも通じると考えています。取扱商品の现场のことなら社内一详しいプロフェッショナルを目指し、そして、今一度、目の前の课题や困难に対して本気で向き合い、考えているか、行动できているか、自分自身を省みながら日々の业务に励んでいきたいと思います。

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