业界初、マンションへの蓄电池システム导入について

共用部照明消费电力の颁翱2排出ゼロ化

2009年12月16日

伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)と伊藤忠都市开発株式会社(本社:东京都港区、代表取缔役社长:辻村茂)は、东京都世田谷区の分譲マンションに太阳光パネル、定置用蓄电システム、尝贰顿(発光ダイオード)を导入することにより、マンション共用部の照明消费电力のほぼ全量を太阳光発电で贿い、クリーンエネルギーを地产地消する効率的なしくみを构筑します。

対象となるマンションは、クレヴィア二子玉川(东京都世田谷区)総戸数51戸、5阶建ての分譲マンションで、2010年1月から贩売を开始、2011年3月から入居予定となっています。

今回、业界初の试みとなる蓄电システムの导入により、太阳光発电でマンション共用部の昼间消费电力へ供给されるだけでなく、その余剰分を贮蔵し、共用部の夜间消费电力にも割り当てることが可能となります。更に、电灯自体にも电力消费の低い尝贰顿を採用することで、マンション共用部の年间照明消费电力约36,900办奥丑を约10,000kwhへ低减し、そのほぼ全量をクリーンエネルギーで贿います。颁翱2排出量に换算しますと、年间约20.5トンの颁翱2排出量が削减される计算となります。また、マンション住民の皆様には、共用部の电力消费の低减に伴い、1戸当たり月々约1,200円の管理费负担が軽减されることもメリットとなります。尚、电気自动车のカーシェアも本マンションに导入される予定です。

今回導入する太陽光パネルと定置用蓄電池の複合システムには、2009年11月27日に伊藤忠商事より発表しました「クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト」にて開発を進めている株式会社日本エコシステム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:重見俊夫)が設置する太陽光パネルと、米国EnerDel Inc製蓄電池をベースとしたシステムを活用し、蓄電池のリモート状態監視を行います。同プロジェクトと同様、太陽光パネルから蓄電池への充電量、蓄電池からマンション共用部への消費量、及び、電池の劣化情報をリアルタイムで監視することで、更なるシステムの向上を図ります。

伊藤忠商事は、车载用リチウムイオン电池システムの2次利用におけるビジネスモデルの构筑を现在进めています。2次利用において最も重要なことは、电池システムの使用状况の“履歴?カルテ”を作成して电池の信頼性を保証することです。つくばの実証プロジェクトを通してシステム开発?运用?データ取得を実施し、今回のマンションへの导入を2次利用モデルの具体化への足がかりとします。将来的には、2次利用先として市场全体の2割の新筑マンションへの导入を目指します。

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クレヴィア二子玉川の太阳光パネル?定置用蓄电池システム活用のイメージ図
  • CO2排出量は、経済産業省?环境省令第3号において定められているCO2排出係数のデフォルト値0.000555t-CO2を用いて計算しています。