英国 西ロンドンにおける廃棄物処理?発電事業PFI契約調印

2013年11月28日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、仏スエズ?エンバイロメント社の子会社であるSITA UK Limited社(以下「SITA UK」)およびLloyds Banking GroupのPPP投資ファンドであるScottish Widows Investment Partners (以下「SWIP」)と共に、2013年4月に優先交渉権を獲得した、West London Waste Authority(以下「WLWA」)が推進する廃棄物処理?発電事業PFI契約に調印致しました(契約金額(25年間)約1,400百万ポンド(約2,240億円)。

本プロジェクトは、廃弃物焼却?発电施设(平成28年商业运転开始予定)の新设?运営、および既存の廃弃物中継基地の运営を通じ、年间30万トンの一般廃弃物を25年间にわたり焼却処理し、その余热で発电(発电规模:50,000轩の家庭消费电力相当)を行うものです。

WLWAはロンドン市西部に位置する6つのロンドン特別区(ブレント、イーリング、ハーロウ、ヒリンドン、ハウンズロー、リッチモンド:区内人口160万人)にて構成されており、同特別区から発生する廃棄物を、英国南西部に位置するセバーンサイドに鉄道輸送し、新設する焼却?発電施設にて焼却処理します。本廃棄物焼却処理?発電事業は、これまで直接埋立処分されていた廃棄物量を約96%削減、また25年間で約200万トンのCO2削減効果が期待できる、环境にやさしい事業です。

本件は、2011年4月South Tyne & Wearパートナーシップ、2013年3月コンウォール州に次ぐ、英国において展開している廃棄物処理?発電事業案件の3件目の契約調印案件となります。
伊藤忠商事は、これら英国で培った経験を活かし、今後、同様に环境負荷低減?クリーン発電のニーズが高まると予想される東欧、中近東、アジアなどの廃棄物焼却処理?発電事業への取り組みを強化していく方針です。

SITA UKについて

仏スエズ?エンバイロメント社の英国子会社で、従業員约5,500人を擁し英国における廃棄物処理事業(リサイクル、焼却?発電、再資源化、最終処分など)を広く行う环境企業。自治体、民間企業など多くの顧客との契約を有し、英国内で1200万人以上へサービスを提供。年間900万トン以上の廃棄物を取り扱う。

会社名 SITA UK Limited
代表者 David Palmer-Jones
本社所在地 メイデンヘッド、英国
设立年月日 1988年
従业员数 约5,500人
売上高 约7亿7千万英ポンド(约1,232亿円)
URL

スエズ?エンバイロメントについて

グループ全体で約78,700人の従業員を有する环境分野の世界最大手企業。世界各国で9,000万人以上に水道サービスを提供し、4,600万人以上に対し廃棄物処理サービスを行う。

会社名 Suez Environnement SA
代表者 Jean-Louis Chaussade
本社所在地 パリ、フランス
设立年月日 1880年
従业员数 约79,500人
売上高 约151亿ユーロ(约2兆370亿円)
URL

建设する廃弃物焼却?発电施设の完成予想図

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