アゼルバイジャン共和国 カスピ海础颁骋鉱区における原油の追加生产开始について(チラグオイルプロジェクト)
2014年1月30日
本鉱区は、アゼルバイジャンの首都バクーから东方约100キロのカスピ海域に位置し、アゼリ、チラグおよびグナシリの3油田合计で日量约60万バレルの原油生产を行っています。本プロジェクトは、総额约60亿米ドルの费用を投じ、最大日量18万3千バレルの原油生产が可能な生产プラットフォームの设置や新たな开発井の掘削等を行い、原油生产を行うものです。本鉱区にて生产された原油は、バクー近郊のサンガチャルターミナルに送油され、伊藤忠商事が出资する叠罢颁パイプラインを通じて、バクーからグルジアのトビリシを経由してトルコのジェイハン(地中海沿岸)に送られ输出されます。
伊藤忠商事は1996年に本鉱区権益3.9205%を取得し、日本企業として初めてアゼルバイジャンに事務所を開設しました。2010年には同鉱区の権益買い増しを実施、現在は4.2986%の権益を保有しています。 尚、他の日本企業としては、国際石油開発帝石株式会社も本事業に参加しています。
补足説明
パートナーの概要
本鉱区の権益保有者は、伊藤忠商事のほか、オペレーターのBP社(35.8%)、アゼルバイジャン国営石油会社SOCAR(11.6%)、Chevron社(11.3%)、国際石油開発帝石株式会社(11.0%)、Statoil社(8.6%)、Exxon Mobil社(8.0%)、TPAO社(6.8%)及びONGC Videsh Limited社(2.7%)です。
叠罢颁パイプライン
アゼルバイジャン共和国?バクーからグルジア?トビリシを経由し、地中海に面するトルコ共和国?ジェイハンに至る総延長1,768kmの原油パイプラインで、現在の通油能力は最大日量120万バレルです。伊藤忠商事はアゼルバイジャンACG鉱区からの生産原油の搬出ルート確保を目的とし、香蕉视频 Oil Exploration (BTC) Inc.を通じて、本パイプラインの建設?操業の事業主体であるBTC Co.に3.4%を出資しています。
チラグオイルプロジェクト 生产プラットフォーム
![[news_140130.png]](/ja/img/news_140130.png)