クラウドクレジットに资本参加しソーシャルレンディング*1事业に参入
2015年3月2日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長:岡藤 正広、以下「伊藤忠商事」)は、資金を借りたい人(ボロワー)と貸したい人(レンダー)をネット上で結びつける融資仲介サービスを運営するクラウドクレジット株式会社(本社:東京都千代田区、社長:杉山 智行、以下「クラウドクレジット」)と資本業務提携を致しました。クラウドクレジットの持つ発行済み株式の約18%を2億円超で取得し同社経営陣に次ぐ株主となります。
今回出资したクラウドクレジットは、株式売却などのキャピタルゲインではなく、利息などによる一定のインカムゲインを获得し资产形成したいといった国内の个人や机関投资家のニーズに対して、少额からでも参加できる好利回りの投资机会を提供します。集めた资金を、现地提携会社を介して、経済成长が见込める资金调达需要が高い国の个人や中小公司に提供する事で、ボロワーとレンダーの融资仲介を実现します。尚、投资家から集めた资金は、ファンドへの出资金という扱いとなり、贷し出されます。
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ソーシャルファンディングの中でも近年、急激な成长を遂げているソーシャルレンディングは、2025年までに融资総额が约100兆円规模に増加し、米英のリテールローンの50%を占めると予想されています。昨年末ニューヨーク証券取引所へ上场した业界大手の1社は、上场直后に时価総额が约1兆円を超え、话题になりました。先行する海外势ならびに国内同业ベンチャー数社は、同一国内でのボロワーとレンダーの融资仲介を行っているのに対し、クラウドクレジットは、资金余剰倾向が强い国から资金を集め、资金需要の旺盛な欧州?新兴国に资金提供するクロスボーダーでのサービスを指向しています。
伊藤忠商事は、株主であるマネックス?ベンチャーズを通して元東京証券取引所の取締役でマネックス証券のCEOを務める松本 大氏や、カブドットコム証券やミクシィの立上げ?成長を支援したフェムトグロースキャピタルのゼネラルパートナーである磯崎 哲也氏の助言と協力を得ながら、日本国内での販売、システム開発、及びマーケティングの支援を通して、2018年に融資総額1,000億円を目指します。
国内外でのベンチャー投资を积极的に推进している伊藤忠商事は贵颈苍罢别肠丑*2分野を注力分野のひとつと位置付けており、今回のような先进的な金融サービスを创造する公司への投资を通じて次世代の日本の金融システム构筑の一翼を担うと共に、自社のグローバルネットワークを活かして、日本発のテクノロジーやサービスを世界に広めていきたいと考えます。
クラウドクレジットの概要
会社名 | クラウドクレジット株式会社 |
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会社名 | 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア12階 |
代表者 | 杉山 智行 |
主要株主 |
杉山 智行、伊藤忠商事、フェムト?スタートアップ、 マネックス?ベンチャーズ |
URL |
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- 「ソーシャルレンディング」について
ソーシャルファンディング(インターネットを通じて利用者から资金を募る调达方法、もしくはその為に利用できるサービス)を利用して融资を募る手法、サービス。ソーシャルファンディングの中で现在最大の市场规模(2014年世界约1兆円(除く中国市场)、国内约100亿円)のカテゴリー。 - 「贵颈苍罢别肠丑」について
贵颈苍补苍肠别と罢别肠丑苍辞濒辞驳测を组み合わせた造语であり、金融と滨罢技术の融合によるイノベーション、その実现を目指す滨罢スタートアップ公司を指す。