ブラジル鉄鉱石事业関连资产の统合について
2015年12月1日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、国内製鉄会社と共に設立した日伯鉄鉱石株式会社(連結子会社、以下「日伯鉄鉱石」)を通じて韓国?台湾の大手製鉄会社と日韓台コンソーシアムを組成し、コンソーシアム合計で、ブラジルの鉄鉱石生産?販売会社Nacional Minérios S.A.(以下「ナミザ」)の株式40%を保有しておりましたが、2014年11月25日に基本合意()し、今回2015年11月30日付けでナミザと、ブラジル鉄鋼大手Companhia Siderúrgica Nacional社(以下「CSN」)の鉱山部門を統合させる手続きを実行致しました。
本統合により、日韓台コンソーシアムは保有するナミザ発行済株式の40%を、またCSNは保有するナミザ発行済株式の60%、Casa de Pedra鉱山(以下「カザ?ジ?ペドラ」)及び鉄道会社株式?港湾使用権を、それぞれ新設の統合会社に移管致します。カザ?ジ?ペドラは世界有数の良質且つ大規模な鉱山であり、これにより統合会社は、優良鉱山と整備されたインフラ施設を保有し、同地域で最も競争力を有する鉄鉱石サプライヤーとなることが期待され、今後も継続して生産体制の整備?拡大に取り組んで参ります。
今回の统合により、当社持分相当として累计で约7亿ドルの资金回収も実现致します。今后は当社持分相当の出资比率は、従来のナミザへの21.95%から统合会社への约7.5%となり一般投资となりますが、上述の优良鉱山からの配当等により収益の稼得を目指していきます。なお、统合に伴う当社株主に帰属する当期纯利益への影响については軽微であり、通期连结业绩见通し3,300亿円に変更はありません。
伊藤忠商事は日韩台コンソーシアム及び颁厂狈とともに、重要な収益基盘である鉄鉱石権益の维持?拡大の観点からブラジルにおける鉄鉱石の事业拡大を図り、统合会社の経営基盘强化を通じてブラジル国の経済発展と资源の安定供给体制の确立に、引き続き贡献して参ります。
ご参考
(1)统合会社概要
会社名 | CONGONHAS MINÉRIOS(コンゴーニャス ミネリオス) |
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所在地 | ブラジル连邦共和国 ミナスジェライス州 |
事业内容 | 鉄鉱石生产?贩売事业 |
株主 | Companhia Siderúrgica Nacional、日韓台コンソーシアム |
(2)统合后ストラクチャー
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(3)ナミザ、カザ?ジ?ペドラ鉱山所在地(地図)
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