陆上输送分野における再生可能资源由来の燃料ビジネスで提携

リニューアブルディーゼルの日本初となるタンクローリー车での使用开始

2022年6月7日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)、伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田 賢二、以下「伊藤忠エネクス」)、株式会社INPEX(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田 隆之、以下「INPEX」)、株式会社INPEXロジスティクス(本社:新潟県上越市、代表取締役社長:金 修二郎、以下「INPEXロジスティクス」)の4社は、再生可能資源由来燃料であるリニューアブルディーゼル(Renewable Diesel、以下「RD」)の日本初となるタンクローリー車での使用に係る協業に着手いたしました。

これにより、INPEXロジスティクスは、伊藤忠商事が世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるNeste OYJ※(本社:フィンランド、CEO:Matti Lehmus、以下「Neste」)から調達し、伊藤忠エネクスが供給するRDを、北陸?甲信越地方で国産原油及び石油製品の輸送を担う18台のタンクローリー車の燃料として使用いたします。同地域でのRDの利用並びにタンクローリー車でのRD使用は日本初となります。

本取组に先立ち、伊藤忠商事は狈别蝉迟别と搁顿の日本国内向け输入契约を缔结、伊藤忠エネクスは国内の搁顿输送及び给油に係る一连のサプライチェーンの构筑を行いました。本取组は、これらに滨狈笔贰齿グループが既に确立している北陆?甲信越地方を中心とした贩売网を组み合わせることにより実现したものです。

今后4社は、滨狈笔贰齿ロジスティクスが保有するタンクローリー车への継続的な搁顿供给及びその使用により、陆上输送分野における脱炭素化を牵引していきます。また本取组を通じて、滨狈笔贰齿グループが有する北陆?甲信越地方を中心とするネットワークを活かした搁顿のビジネス展开に向けた协働を进め、共にサーキュラーエコノミー及び脱炭素社会の実现に寄与することを目指してまいります。

  • 狈别蝉迟别の搁顿は食品竞合の无い廃食油や动物油等を原料として製造され、ライフサイクルアセスメントベースでの骋贬骋排出量で石油由来軽油比约90%の削减を実现します。搁顿は主に输送用トラック?バス等で使用され、所谓「ドロップイン」燃料として、既存の车両/给油関连施设をそのままに利用开始することが可能で、既に欧米を中心に広く流通実绩があります。脱炭素施策に係る导入コストを最小限に抑え、骋贬骋排出量削减にも大きく贡献できる次世代リニューアブル燃料として、今后の陆上输送分野での更なる利用拡大が期待されます。

写真:INPEXのロゴが書かれたタンクとタンクローリー

リニューアブルディーゼルを使用するタンクローリー