脱炭素社会実现を目指した韩国ロッテケミカル社との水素?アンモニアビジネスでの协业に関する惭翱鲍缔结について
2022年7月22日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太、以下「伊藤忠商事」)は、ロッテケミカル株式会社(以下「ロッテケミカル社」)と、脱炭素社会実現を目指した水素?アンモニア分野での協業に関するMemorandum of Understanding(MOU)を締結致しました。
今后両社は脱炭素燃料として注目される水素?アンモニア分野での协业に向けて、①アンモニアの取引、②日本及び韩国市场を対象としたアンモニアインフラ活用调査、③日本及び韩国を対象にしたアンモニア市场调査、④クリーンアンモニア生产设备への共同投资调査、⑤水素分野での协业可能性调査などを共同で検讨して参ります。
アンモニアは低コストで効率よく输送?贮蔵できる水素キャリアとして注目されており、燃焼时に颁翱2を排出しない燃料として、火力発电所や船舶での利用等における温室効果ガスの排出削减効果が期待されています。日本政府は「2050年カーボンニュートラルにおけるグリーン成长戦略」において、2030年に3百万トン、2050年に30百万トンの国内需要量を见込んでいます。
伊藤忠商事は中期経営计画の基本方针のひとつに「厂顿骋s」への贡献?取组强化を掲げ、安定的なアンモニア供给のためのサプライチェーンの构筑に向けた取组みを强化しており、カナダでのブルーアンモニア(※)製造贩売事业プロジェクト、アンモニア燃料船の开発と舶用アンモニア燃料の国际バリューチェーン构筑、ブルーアンモニアの肥料用途における利用等を推进しています。
ロッテケミカル社は、ロッテグループ75社の最大の売上高を誇る中核企業として、世界に26カ所の化学品生産拠点を保有する韓国の総合化学メーカーです。同社は2021年7月に2030 New Growth Roadmapを公表し、水素?アンモニア、バッテリー、リサイクルの新規分野への取組を通じて株主価値創造を経営方針として打ち出しており、2030年に水素120万トンの供給を掲げています。
また、今年3月に当社が投資した世界初の大型クリーン水素インフラ投資ファンド「Clean H2 Infra Fund」には、ロッテケミカル社も投資しており、水素分野における協業も推進してまいります。
日本と韩国は、エナジートランジションにおいて重要な役割を果たす脱炭素燃料の主要な输入国として大きな存在感を発挥することが见込まれます。伊藤忠商事は、ロッテケミカル社と共に、この惭翱鲍をプラットフォームに、共同调达や物流の最适化等を通じて竞争力のある脱炭素燃料の确保を目指します。日本と韩国における持続可能なエネルギーシステムの构筑に向けた取组みを加速し、低炭素化社会の実现を目指します。
-
※ブルーアンモニア:従来の化石燃料由来のアンモニア製造プロセスによって生成される二酸化炭素を地中深くに贮留?圧入する颁颁厂(二酸化炭素回収?贮留)等の工程を加えることで製造されるアンモニア。
2022年7月21日 惭翱鲍缔结の様子 |