台湾?台南市のスマートシティプロジェクトへの参画について

2024年7月16日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、当社100%出資の現地法人である台灣伊藤忠股份有限公司(本社:台湾 台北、董事長:小野 雄一郎、以下「台湾伊藤忠」)を通じて、台南市政府が推進するスマートシティプロジェクト「113年沙崙智慧綠能科學城全區規劃整合委託服務案(沙崙スマートシティにおける統合開発案件)」を受注し、プロジェクトオーナーとして参画いたします。

台南市政府は、グリーンエネルギー技术を活用した技术革新の促进を目指し、同市?沙崙地区のスマートシティ构想を掲げております。さらに今后础滨产业の発展に向けた投资を100亿台湾元规模で计画しています。当地区では、グリーンエネルギーやスマートテクノロジーを段阶的に导入し、スマートシティ构筑?発展を推进しています。

台湾伊藤忠は、1959年の創業以来、当社グループのグローバル?ネットワークを最大限に活用し、地場有力企業とのアライアンスを通じて、投資や国内外でのトレードを積極的に展開しています。今般、その実績が評価され、当プロジェクトの受注に至りました。なお、当プロジェクトにおいて、Accton Technology Corporation(本社:台湾 新竹、董事長:黃國修、以下「Accton」)、 Industrial Technology Research Institute(本社:台湾 新竹、董事長:李世光、以下「ITRI」)、国立成功大学(本校:台湾 台南、学長:沈孟儒、以下「成功大学」)とパートナー契約を締結し、産官学連携による要素技術の実用化?産業化も推進してまいります。また当社グループである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:新宮 達史、以下「CTC」)とも当プロジェクト内において連携を図ってまいります。

プロジェクト概要

スマートエネルギー、スマート环境、スマート交通をコンセプトとし、IoTソリューション?アプリケーションを活用したデータ統合プラットフォームの構築と今後のスマートシティ構想に対する提言を行ってまいります。

①スマートエネルギー エネルギー管理プラットフォームの构筑及びグリーンエネルギーの创出?需给予测、エリア内における电力使用状况分析 等
②スマート环境 スマートポール(※)を活用した人流分析及び交通ルール监视の仕组化 等
③スマート交通 础滨技术を活用した信号机のアルゴリズム构筑及び惭补补厂技术の导入 等

伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」を掲げ、市場?社会?生活者等のあらゆるステークホルダーの声に耳を傾けながら、「SDGsへの貢献?取組強化」を推進しています。今後も持続可能な社会の実現に向け貢献してまいります。

  • 奥颈-贵颈通信や人流计测?交通状况监视カメラ、デジタルサイネージ等の机能を有した电柱型デバイス。当地区に11本のデバイスが设置済。

プロジェクト推进体制