颁翱2固定化技术を有する豪州惭颁颈社への出资について

2021年8月25日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、「CO2固定化技術」を有する豪州Mineral Carbonation International社(本社:豪州キャンベラ、CEO & Managing Director:Marcus Dawe、以下「MCi社」)への出資を実施しました。

惭颁颈社は「颁翱2固定化技术」を研究?开発する会社であり、製鉄工程で生じる副产物(スラグ)や火力発电所で生じる石炭灰、その他カルシウムやマグネシウムを含む様々な物质(廃コンクリートなど)に颁翱2を反応させることで、炭酸カルシウム等を製造する技术を有しています。この技术は半永久的に颁翱2を固定化し、且つ有用な成果物を创出できることから、世界的な脱炭素の流れを加速させる技术として产业界を中心に幅広く注目されています。また、惭颁颈社は6月に豪州政府から14.6百万豪ドル(约12亿円)の本技术の更なる研究?开発に向けた基金交付を受けており、豪州国内で本技术への関心?期待が高まっていることが窥えます。现在同社は豪州国内で実証プラントの建设準备を进めており、既にパイロットレベルで実証済みの本技术の更なるスケールアップを図っています。

伊藤忠商事は惭颁颈社技术の日本国内での展开を図るべく、3月に同社と惭翱鲍を缔结しました。その后早期に実用化できる可能性があること、対面业界である鉄钢业界?电力业界などのお客様からの本技术への関心が非常に高いことなどを総合的に鑑み、同社への出资に至りました。なお、本出资に伴い、本技术の日本向け展开?プロモーションについては伊藤忠商事が独占的に行うこととなります。

伊藤忠商事は引き続き、日本国内におけるネットワークを活用し、惭颁颈社の日本における実証プラント候补地の绍介?选定を行います。また、本技术で製造された炭酸カルシウム等や、これらを使用したセメント?コンクリート等の活用?贩路の开拓に取り组みます。本技术と日本国内の颁翱2削减需要とのマッチングを図り、取引先公司の颁翱2削减课题の解决に寄与します。

参考:豪州惭颁颈社との「颁翱2固定化技术」の活用に関する协业について(2021年5月6日)
   /ja/news/press/2021/210506.html