环境配慮型床材の展開および床材循環リサイクル事業の開始について
2024年1月11日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)とグループ会社であるCIPSアドバンス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:河内 良浩、以下「CIPSアドバンス」)は、インテリア?内装卸売事业を手掛けるリリカラ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:山田 俊之、以下「リリカラ」)を通じて、欧州建筑资材メーカーであるTarkett S.A.(本社:フランス、Chairman:Fabrice Barthélémy、以下「Tarkett」)が製造する环境配慮型床材「DESSO(以下「デッソ」)」の日本市場への展開、および床材循環リサイクル事業を開始しました。
昨今、循環型社会実現への取組が求められる中、化石燃料由来プラスチックの廃棄対策が重要となっています。その中でも建築資材に使用されるプラスチックは、国内プラスチック消費量の約11%(※1)を占め、环境配慮型製品の開発やリサイクルシステムの構築に対するニーズが高まっています。
Tarkettは、100ヶ国以上での販売実績を有し、140年超の歴史を持つ世界的な建筑资材メーカーです。同社は積極的に环境配慮型製品の開発に取り組んでおり、伊藤忠商事とは日本向け販売において協業関係にあります。
このたび販売を開始した「デッソ」は、床材の基材部分と表面の繊維部分を分離し、それぞれ再生することが可能な、リサイクルを前提とした环境配慮型製品です。日本市場での「デッソ」の展開にあたり、伊藤忠商事ならびにCIPSアドバンスが輸入した「デッソ」をリリカラが販売?施工、使用済みの「デッソ」をリリカラが回収しTarkett工場に戻して再生する、床材循環システムの構築を目指します。
また「デッソ」表面の繊维部分には、イタリア础辩耻补蹿颈濒が製造するリサイクルナイロン「贰颁翱狈驰尝?(以下、「エコニール」)」が使用されています。伊藤忠商事は2022年3月に础辩耻补蹿颈濒への资本参画(※2)を行っており、本取组は「エコニール」の贩売面での相乗効果も期待できます。
伊藤忠商事は、中期経営計画「Brand New Deal 2023」の基本方針として『「SDGs」への貢献?取組強化』を掲げており、国内外の企業とのパートナーシップのもと、建築資材の循環リサイクル事業を拡大し、循環型社会の実現に貢献します。
- ※1プラスチック循环利用协会「2021年プラスチック製品の生产?廃弃?再资源化?処理処分の状况」より引用
- ※2プレスリリース:ナイロン循环リサイクルに関する础辩耻补蹿颈濒社への资本参画について
会社概要
【颁滨笔厂アドバンス株式会社】
所在地 | 大阪府大阪市中央区城見1-2-27 クリスタルタワー28F |
---|---|
代表 | 河内 良浩 |
设立 | 2010年 |
事业内容 | プラスチック製品、原料贩売 |
URL |
【株式会社リリカラ】
所在地 | 东京都新宿区西新宿7-5-20 |
---|---|
代表 | 山田 俊之 |
设立 | 1949年 |
事业内容 | インテリア?内装卸売事业 |
URL |
【株式会社Tarkett S.A.】
所在地 | フランス La Défense |
---|---|
代表 | Fabrice Barthélémy |
设立 | 1880年 |
事业内容 | 建筑资材メーカー |
URL |
リサイクルフロー図
|