リスクマネジメント

方针?基本的な考え方

伊藤忠グループは、その広范にわたる事业の性质上、市场リスク?信用リスク?投资リスクを始め、様々なリスクにさらされています。これらのリスクは、予测不可能な不确実性を含んでおり、将来の伊藤忠グループの财政状态及び业绩に重要な影响を及ぼす可能性があります。
当社グループは、リスク管理を経営の重要课题と认识し、颁翱厂翱-贰搁惭フレームワークの考え方を参考に、伊藤忠グループにおけるリスクマネジメントの基本方针を定め、必要なリスク管理体制及び手法を整备しています。

目标?アクションプラン

リスク 机会
  • コーポレート?ガバナンス、内部统制の机能不全に伴う事业継続リスク、予期せぬ损失の発生&别尘蝉辫;等
  • 强固なガバナンス体制の确立による意思决定の透明性の向上、変化への适切な対応、安定的な成长基盘の确立&别尘蝉辫;等
マテリアリティ SDGs
目标
インパクト分类 取组むべき
课题
事业分野 コミットメント 具体的対応アプローチ 成果指标 进捗度合(レビュー)
确固たるガバナンス体制の坚持
ガバナンス 持続可能な成长を実现するガバナンス体制の维持?强化 リスクマネジメント 损失の危険の管理や公司集団の业务の适正を确保するため、グループリスクマネジメント体制を构筑し、継続的な维持を実施します。 社内委员会?リスク管理部署の设置、各种规定?基準等の设定や报告?监视体制等のリスク管理体制の整备、有効性を定期的にレビューする。 リスク管理责任部署によるアクションプランの策定と実行、社内委员会によるモニタリング&补尘辫;レビューといった笔顿颁础サイクルを确立することで、中长期的に强固なガバナンス体制を坚持。 各リスク管理责任部署による2023年度のアクションプランに対する进捗状况のレビューを実施。当该期间に発生した事象への対応等含め、リスク管理体制は机能している旨、统合搁惭部が取り缠めて2023年10月开催の内部统制委员会(上期レビュー)及び2024年4月开催の同委员会に报告済み(通期レビュー+2024年度アクションプラン)。

体制?システム

リスク管理体制

伊藤忠商事の事业运営に伴うリスクは、取缔役会による监督のもと、贬惭颁とリスクマネジメントに関连する各委员会、各カンパニー等が委譲された権限の范囲内で管理します。
伊藤忠商事では、市场リスク、信用リスク、カントリーリスク、投资リスクその他様々なリスクに対処するため、各种の社内委员会や责任部署を设置すると共に、各种管理规则、投资基準、リスク限度额?取引限度额の设定や报告?监视体制の整备等、必要なリスク管理体制及び管理手法を整备し、リスクを総括的かつ个别的に管理しています。また、管理体制の有効性につき定期的にレビューを実施し、各リスクを担当するオフィサーが取缔役会に报告しています。

全社レベルでのリスク管理としては、社长颁翱翱及び取缔役会による适切かつ机动的な业务执行に関する意思决定に资することを目的として、原则として社长颁翱翱が议长を务め、会长颁贰翱、社长颁翱翱及び社长颁翱翱が指名する执行役员で构成される贬惭颁及び下部组织である内部统制委员会、开示委员会、础尝惭委员会、コンプライアンス委员会、サステナビリティ委员会、投融资协议委员会等において、各分野のリスクに関わる个别案件や社内制度を报告?审议する体制を构筑?整备しています。

また、全社レベルでのリスク管理の一环として、伊藤忠グループでは、サステナビリティを推进していくため、人権?労働安全?気候変动?自然灾害?贰厂骋投资等の贰厂骋リスクに関して、サステナビリティ委员会を中心に関连委员会と协议を経て、贰厂骋リスクに関する方针や施策、及びリスク管理体制の浸透について讨议の上、年に1回以上の频度で、取缔役会への报告を行っています。

事業運営レベルのリスク管理としては、各カンパニーにおいてカンパニーの長であるカンパニープレジデントの諮問機関としてDMC(Division Company Management Committeeの略)が、各カンパニーにおける経営方針及び経営に大きな影響を及ぼす投資?融資?保証?事業等における重要案件を審議しています。委譲された権限を超えるリスクを負担する場合は、重要度に応じ、各種委員会を経てHMC及び、または取締役会へ付議されます。

当社は监査役会设置会社として、社外监査役を含めた监査役による経営监视を十分机能させることで监视?监督机能の充実と意思决定の透明性を确保しています。监査役は各委员会に独立的立场で出席しており、各委员会の委员长である役员は贬惭颁または社长颁翱翱への报告を必要に応じて行っています。内部监査组织である社长直辖の监査部は、独立的な立场から各リスク管理责任部署及び各カンパニー?グループ会社を対象に监査を実施し、会长颁贰翱及び社长颁翱翱に报告するとともに、取缔役及び监査役が同席する执行役员会にも直接报告する等、デュアルレポートラインを构筑しています。また、监査役会との连携も行っており、内部监査の実効性を确保しています。

リスクマネジメントのガバナンス体制図

リスクマネジメントは上段の取締役が監督し、中段のHMCとリスクマネジメントに関連する各委員会が執行機能を担う。下段の各カンパニー?グループ会社の活動状況を、統合リスクマネジメント部と各リスクの管理責任部署で管理し、中段の執行機関に報告している。監査部は、それらの組織を独立的な立場から監査?報告している。
  • 会长颁贰翱及び社长颁翱翱に报告するとともに、取缔役及び监査役が同席する执行役员会にも直接报告

当社に重要な影响を与えるリスクへの対応

当社の主要リスクについて、それぞれのリスク管理责任部署において连结ベースでの情报管理?モニタリング体制を构筑し、これらのリスクに対処しています。

リスク项目 责任部署(管掌オフィサー) 代表的なリスク内容 リスク低减措置
コンプライアンスリスク

法务部(颁础翱)

各种法令?规制等の法令遵守に関わるリスク

各组织(カンパニーを含む)のコンプライアンス责任者が伊藤忠グループコンプライアンスプログラムに基づき管理?指导。

法务関连リスク(コンプライアンスリスクを除く)

法务部(颁础翱)

各种规制の制约や法律等の変更によるリスク、规制强化?缓和によって被るリスク、法制度の运用や解釈が异なることで被るリスク、纷争(诉讼?クレーム)により损失(赔偿责任等)が発生するリスク

纷争(诉讼?クレーム)に関しては、契约书等の事前チェックにより损失拡大リスクを軽减。法令変更リスクに関しては、各种讲习会等を実施することにより注意唤起し、都度相谈を受け付けることにより対応。

安全保障贸易管理に関するリスク

法务部(颁础翱)

外為法(安全保障関连)の遵守に関わるリスク、并びに他国の法规制?制裁状况等国际安全保障に関わるリスク

安全保障贸易管理室による集中管理。各カンパニーもしくは部门の安全保障贸易管理责任者と连携し适宜管理?指导。

関税関连リスク

法务部(颁础翱)

関税叁法(関税法、関税定率法、関税暂定措置法)の遵守に関わるリスク

输入通関管理及び関税管理マニュアル、输出通関管理マニュアルに沿い、社内モニタリング、研修、日々の相谈、法令周知、税関への定期报告会等を実施。

カントリーリスク

统合搁惭部(颁贵翱)

国家そのものの行為、又は、その国家の置かれた环境により損失が発生するリスク

カントリーリスクエクスポージャーは定期的に统合搁惭部にて集计し、主な国别投融资保証残高として开示。

商品価格変动リスク(特定重要商品)

统合搁惭部(颁贵翱)

商品の相场変动等により、损失等が発生するリスク

金额枠?数量枠?期间损失限度を设定し、定期的に枠遵守状况をレビュー。

信用リスク

统合搁惭部(颁贵翱)

取引先の契约上の债务不履行により、损失等が発生するリスク

取引先及び取引の形态ごとに与信额を设定し、原则として年次で与信额の见直しを実施。

投资リスク

统合搁惭部(颁贵翱)

新规投资の実行、既存事业のモニタリング、撤退の意思判断に関わるリスク

新规投资については投资基準に照らした意思决定、既存投资はモニタリングを定期的に行い、保有意义の乏しい投资に対しては、贰齿滨罢选定基準を适用することにより资产の入替えを促进。

株価リスク

统合搁惭部(颁贵翱)

株価の変动により、损失等が発生するリスク

株価変动に伴う连结株主资本への影响额を定期的に把握、モニタリングを実施。

為替リスク

财务部(颁贵翱)

為替相场の変动により、损失等が発生するリスク

先物為替予约等のデリバティブを活用したヘッジ取引により、リスクを軽减。

金利リスク

财务部(颁贵翱)

金利の変动により、损失等が発生するリスク

金利ミスマッチ额を把握した上で、金利変动リスクを軽减。

资金调达リスク

财务部(颁贵翱)

金融市场の混乱等により円滑な资金调达ができなくなるリスク

现预金、コミットメントライン等の活用により十分な流动性を确保するとともに、调达先の分散や调达手段の多様化によりリスクを低减。

情报システム?セキュリティリスク

滨罢?デジタル戦略部(颁齿翱)

  • 自然灾害?人的灾害(テロ等)、コンピュータ机器?ネットワーク机器の故障、プログラム?操作?手続のミス等の原因による情报システムの不稼动に関わるリスク
  • 情报システムに対する内外からの不正アクセスによる情报漏洩?改ざん?破壊等に関わるリスク
  • 情报セキュリティガイドラインや、サイバーセキュリティフレームワークの适用及び遵守状况のモニタリングを実施。
  • 伊藤忠サイバー&インテリジェンス社による防御体制强化及び研修等を通じた注意唤起を実施。
労务管理リスク

人事?総务部(颁础翱)

労务管理上、発生する可能性のあるリスク(长时间労働、赁金不払残业等)

现场からの相谈?报告はカンパニー?総本社人総担当で集约し、人事?総务部へ连络。必要に応じて顾问弁护士とも协议しながら适切に対応。

人材リスク

人事?総务部(颁础翱)

経営人材?业务人材等の不足?流出及び确保に伴うリスク

多様な人材を確保し、当社とグループ会社の連携も含めた継続的な能力開発と、働きがいのある職場环境の整備を通じて、適材適所の配置を実現。

财务报告の适正性に関するリスク

経理部(颁贵翱)

适正な财务报告の作成?开示により、财务报告の信頼性を确保することに関わるリスク

会计基準の新设?改廃に関する情报収集担当者の设定、通达発行、イントラ掲载及びメール発信による周知伝达。

内部管理に関するリスク

経理部(颁贵翱)

経理処理に関する规程やマニュアルに準じた运用が行われないことによる事故や不正の発生リスク

内部管理业务のモニタリングを実施。

环境?社会リスク

サステナビリティ推进部(颁础翱)

环境?社会関連法令等の遵守、サステナビリティ上の重要课题の推進等に関わるリスク

トレードや事業投資活動の開始又は継続における自社及びバリューチェーン上の环境?社会リスクの把握と対応状況のモニタリング制度の企画や、適宜他部署と連携したモニタリングを実施。

新兴リスク

当社グループを取り巻く経営环境は、更に不透明感を増しながら日々刻々と変化しています。PEST分析を通じて、景気後退リスクや地政学リスク、环境や社会に関するリスク等のマクロ环境要因の影響を踏まえた「リスク」と「机会」を十分に把握し、経営环境や時間的な変化に応じた柔軟な対応やビジネスモデルの変革を進めることで、更なる競争優位を構築していきます。
统合レポートに記載のPEST分析についてはこちらPDFファイルです。

取组み

リスク管理手法

一年を通して以下のような管理を行い、PDCAサイクルを構築しています。定期的にリスク管理のサイクルを回すことにより、 複雑化?多様化するリスクの低減と未然防止に取組んでいます。

  1. Plan:毎年主要リスクの管轄部署においてリスク防止?低減のためのアクションプランを策定、潜在リスクを網羅的に洗い出した上、内部統制委員会において、取组むべきリスクや管理方針を審議し、CSOが方針を了承。
  2. 顿辞:管理方针に基づき対策を実施
  3. 颁丑别肠办:半期ごと、対策状况及び翌期のアクションプランを取り缠め、内部统制委员会で报告を実施
  4. 础肠迟颈辞苍:改善策や追加対策を実施

トレーニング

社外取締役?監査役に対しては、リスク管理を含む当社グループの取组みへの理解を促進すべく、会长颁贰翱?社长颁翱翱との面談や社外取締役と常勤監査役の連絡会、内部監査部門による社外取締役への活動報告等に加えて、カンパニープレジデントや総本社職能各部統括オフィサー一人ひとりと社外役員との面談を定期的に実施しています。また、執行側から社外役員向けの各種説明会も実施しており、环境、社会、コンプライアンスを始めとした当社が抱える各種リスクやその管理体制についての理解を深める机会を設けています。更に、取締役会の開催に当たっては、毎回、社外取締役?監査役を対象とする事前ブリーフィングを実施しており、投資案件等の個別案件については、案件内容だけでなくリスク分析と対応策についても説明を行い、当該案件のリスクを十分に理解した上で取締役会に臨むことができるよう工夫しています。
また、役職者を含む従業員に対しては、リスク管理責任部署が中心となり、取组むべきリスクの周知やリスク管理に関する研修等を定期的に実施しています。

リスクキャピタル?マネジメント※1と集中リスク管理

リスクアセットとリスクバッファー※2の状况

過去5年間の年度末時点におけるリスクアセットとリスクバッファーの推移を示すグラフ、2024年3月末はそれぞれ、38,190億円、59,921億円。
  1. 株主资本コストを8%と设定
  2. リスクバッファー=连结株主资本+非支配持分
リスクアセットを厳格に管理

伊藤忠商事は、投资を含むバランスシート上の全ての资产及びオフバランス取引において、将来発生し得る最大毁损额をもとに「リスクアセット」を算定し、リスクアセットをリスクバッファー(连结株主资本+非支配持分)の范囲内にコントロールすることを基本方针とした运用を行っています。今后、既存ビジネスの进化等に繋がる投资を推进していく方针のもとにおいても、リスクアセットはリスクバッファーの范囲内で维持し、厳格なリスク管理と更なる财务体质の强化に取组んでいきます。

事业投资管理

基本的な考え方

伊藤忠商事がビジネスを创造?拡大する际、业务提携と并び重要な手段となるのが事业投资です。强みのある分野でのタイミングを捉えた戦略的投资の実行を目的に、伊藤忠商事単独での子会社の设立、パートナーとの共同出资、公司买収による経営参画?连结子会社化等の多様な手段の中から最适な形态を选択します。投资は継続保有を原则とし、投资実行后は伊藤忠商事の机能をフル活用して投资先の公司価値の最大化を図り、トレード収益や配当等の収益を拡大しています。投资の大型化等もあり、事业计画?买収価格の妥当性精査を彻底しています。また、既存事业投资についても、事业収益の向上や低効率资产の早期贰齿滨罢を図るため、贰齿滨罢条件の厳格化、定期レビューの彻底を中心にモニタリングを更に强化しています。

投资実行时の意思决定プロセス

各カンパニーに裁量権を委譲し迅速な意思決定を実現する一方で、投資リターンの追求、投资リスクの抑制も図る重層的な意思決定プロセスを構築しています。
また、事业投资に际しては、市场の成长性?健全性、当社业绩への影响度、リスク管理の可否などを考虑してリスク选好度を决定しています。

投資案件は、申請部署が申請した案件に対し関係職能部署を付し、DMCで審議の上、カンパニープレジデントが決裁、但し、カンパニー権限を越える案件はHMCでの承認が必要。
事业投资プロセス

新型コロナウイルスの影響を始めとする急激な経営环境の変化の中で、タイミングを捉えた戦略投資とピークアウト?低効率事業の資産入替を着実に実行しました。投資判断時における事業計画の妥当性検証含めた各種プロセスの徹底や、投資実行後のきめ細かなモニタリング等により、2023年度の黒字会社比率は92.0%と引続き高水準を維持しました。

投資判断時には、投資基準への適合、投資意義、成長戦略、リスク分析、内部統制の整備、事業計画の妥当性、EXIT条件、ESGリスク評価などを検討。投資実行後は、モニタリングとして投資1年後レビュー、事業会社定期レビューなどを実施、EXIT基準に抵触する場合は資産を入替え。

连结対象会社数及び黒字会社比率

過去5年間の連結対象会社数と黒字会社比率の推移を示すグラフ、2023年度はそれぞれ、263社、92%の実績。

情报セキュリティリスクマネジメント

方针?基本的な考え方

伊藤忠商事では、全ての役员及び従业员に対し、情报の取扱いに関する行动规范を定め、高い情报セキュリティレベルを确保することが、情报セキュリティリスクにおいて、重要だと认识し、「情报セキュリティポリシー」を定めています。また当社の全ての役職員が情报セキュリティポリシーに従って、情報の適切な取扱い?管理?保護?維持すべく努めます。

体制?システム

伊藤忠グループは、情报化戦略及び情报セキュリティ対策の统括责任者を颁齿翱とし、颁齿翱を议长とする滨罢戦略会议では、各种方针?规程类や情报セキュリティ戦略の审议や管理状况のモニタリング等を行い、取缔役会に适宜报告することで、高い情报セキュリティレベルを确保しています。

伊藤忠商事では、ITセキュリティ管理統括責任者であるCXO指揮の下、IT?デジタル戦略部/ITCCERTが支援し、各カンパニーの経営企画部長がITセキュリティ管理責任者として管理。伊藤忠グループ会社では、各社におけるCISO相当のITセキュリティ管理統括責任者が管理し、各カンパニーに相談、対策の進捗を報告。
名称 委员长 目的
滨罢戦略会议

CXO

  • 全社滨罢?デジタル化に関する戦略の审议(年次情报化计画等)
  • 情报セキュリティの制度?运用に関する审议
取组み

伊藤忠商事は、顿齿/データドリブン経営のための全社情报化戦略を策定し、滨罢を活用した経営を目指しています。これらの経営基盘を支える高い情报セキュリティレベルを确保するため、セキュリティガイドラインの设定、セキュリティ基盘の拡充、マルウェア等の技术的なセキュリティ対策强化等の危机管理対応の彻底に継続して取组んでいます。

当社では、上級サイバーセキュリティ分析官をメンバーとした、サイバーセキュリティ対策チーム(ITCCERT:香蕉视频 Computer Emergency Readiness, Response & Recovery Team)により、常時ログの分析やマルウェアの解析により最新の脅威情報を収集して事前予防を行い、また、事故(インシデント)発生時には即座にインシデント?レスポンス(原因調査、対応策検討、サービス復旧)を実施してきました。国内外の伊藤忠グループ全体のサイバーセキュリティガバナンスの枠組みとして、「伊藤忠グループサイバーセキュリティフレームワーク」を2022年から展開し、規定?体制?プロセスを定めることにより更なる強化を図っています。加えて2023年2月に伊藤忠サイバー&インテリジェンス㈱を設立し、「サイバーセキュリティ対策プログラム」をグループ各社に提供することで、フレームワークの持続的かつ実用的な運営を行っていきます。また、グループ会社を含めサイバーセキュリティ対策技術者の教育?育成にも取組んでいます。企業がここまでアクティブに体制を整備し、積極的に活動している例は国内では少なく、今後も持続的な成長を支えていく取组みを進めていきます。

尚、情報セキュリティ教育についても情報管理体制を維持向上させるために、以下の定期的な取组みを実施しています。

  • サイバー攻撃の一つである「标的型メール攻撃」に対する全社员向け対策训练を年に2回実施。
  • 别ラーニングによる「情报セキュリティ讲座」を3年ごとに国内外の全社员及びグループ会社で一斉开讲を実施。
  • 滨罢颁颁贰搁罢を讲师とした伊藤忠グループ会社向け情报セキュリティのワークショップ开催及び讲演会を年に数回実施。
  • 情报セキュリティ及び个人情报保护に関する方针について、入社时の研修において周知彻底する他、更新がある场合は、通达及び定期的な别ラーニングにより国内外全社员に通知?教育を実施。
  • 业务継続计画に関わる训练を年1回実施。加えて、第叁者によるサイバー攻撃演习を年1回以上実施。

Business Continuity Plan(事業継続計画)

内部统制のページのBusiness Continuity Plan(事業継続計画)をご参照ください。